本当は怖い計算ドリル ~その2~ 速い計算には、ご用心!!

は、はやい!

時々、あまりにも計算が速い子が入塾してくるときが
あります。

その時、私は不安にかられます。

もしかして、この子も。

次に、文章題を渡します。

え~、これ解くの?
文章が長いよ。
わけわかんない。

結局、ほとんど考えないまま、
解くことをあきらめてしまいます。

計算問題はないの?
計算問題だったら、ぼく解くよ。

要するに、計算問題は考えるという面倒なことをしなくてもいいから、
OKなわけです。
だけど、文章題は考えなくてはいけない、
面倒だから、したくないということです。

計算問題ばかり解いた結果、計算は速くなったんだけど、
文章題がからきし苦手という子はたくさんいます。

計算問題をすらすら解く姿は、
一見すがすがしくもあり、かっこよくもあります。

だけど、よく考えてみてください。

「すらすら解く」ということの意味を。

考えなくても答が出るから、すらすら解けるのです。

ということは、

計算問題を解く練習を長くすればするほど、

考えないで答を出す練習をしているということです。

考えない頭をせっせっと作っているということです。

でも、計算力は必要だ。という声が聞こえてきそうです。

そう。確かに、計算力は必要です。
本当の理解の上にしっかりと立脚したほんものの計算力だったらね。
ぜったい必要です。

ほんのたまにですが、います。
ほんものの計算力を身につけた、計算がおそろしく速い子が。
この場合、計算が速いのは問題なしです。

ほんものの計算力とにせものの計算力のちがいについては
いずれまた。

この記事は旧ブログに書いた記事(2005年)を編集したものです。

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